岩手県の太陽光発電・蓄電池の補助金情報

岩手県_補助金

都道府県名

岩手県

補助金情報

岩手県で太陽光発電の導入費用を抑えるためには、「市町村の補助金」の活用が必須となります。
岩手県庁(県)としての個人住宅向け(既築)の太陽光発電単体補助金は、11月下旬現在実施されておらず、各自治体が独自に予算を組んで実施している状況です。

【岩手県の補助金事情:2025年11月下旬時点の状況】
岩手県内の自治体は、補助金の内容によって大きく3つに分かれます。
① 新築・既築問わず補助が出る自治体(北上市、花巻市など)
② 新築メインまたは蓄電池セット必須の自治体(名取市など)
③ 締切が非常に早い、または予算消化間近の自治体(一関市、久慈市など)

特に、積雪対策(架台の強度や雪止め)が補助の要件となっている場合が多いため、仕様の確認も重要です。

1. 岩手県の補助金(県庁実施)

現在、岩手県庁(県)が「既築住宅」向けに実施している「太陽光パネル単体」への補助金(現金給付)はありません。
※「いわて省エネルギー住宅建設推進事業費補助金」はありますが、原則として「新築」が対象です。

制度概要

項目 詳細
制度名 いわて省エネルギー住宅建設推進事業費補助金(新築のみ)
補助金額 太陽光:7万円/kW(上限35万円)など
※ただし新築住宅とセット
申請期間 ~2025年12月12日まで(予定)
重要条件 県からの補助金は「新築」が対象です。
既築住宅(リフォーム)の方は、お住まいの「市町村」の補助金をご確認ください。
HP 岩手県 建築住宅課

 

2. 各市の補助金内容

「市」によって、補助金額や締切日が大きく異なります。特に北上市は既築住宅への補助が手厚いのが特徴です。

① 太陽光パネルが対象の市

 
● 北上市(きたかみし)【既築優遇】
項目 内容
制度名 北上市住宅用おひさまパワー活用設備設置費補助金
補助金額 【既築】1kWあたり3万円(上限29.7万円)
【新築】1kWあたり2万円(上限19.8万円)
※蓄電池は1kWhあたり2万円(上限20万円)
申請期間 ~2026年2月27日まで
重要条件 工事着手前の申請が必須です。
・既築住宅(リフォーム)の方が補助単価が高い、珍しい制度です。
HP 北上市 環境政策課
 
● 盛岡市(もりおかし)
項目 内容
制度名 盛岡市住宅用太陽光発電システム等設置費補助金
補助金額 1kWあたり1.4万円(上限5.6万円)
申請期間 ~2026年1月30日まで
重要条件 工事着手の3週間前までに申請が必要です。
・直前の申請は受け付けられない場合があるため注意してください。
HP 盛岡市 環境企画課
 
● 一関市(いちのせきし)【締切注意】
項目 内容
制度名 一関市住宅用新エネルギー設備導入促進費補助金
補助金額 1kWあたり2万円(上限10万円)
※蓄電池は1kWhあたり2万円(上限10万円)
申請期間 2025年12月26日まで(※締切早め)
重要条件 工事着手前の申請が必須です。
・市内業者または市内に支店がある業者との契約が必要です。
HP 一関市 生活環境課
 
● 久慈市(くじし)【締切注意】
項目 内容
制度名 久慈市自家消費型再エネ発電システム導入促進事業補助金
補助金額 1kWあたり1万円(※10kW未満の場合)
※10kW以上50kW未満は自家消費分のみ対象
申請期間 2025年12月26日まで(※締切早め)
重要条件 ・予算枠内での受付となります。
・年度内の工事完了が必要です。
HP 久慈市 港湾エネルギー推進課
 
● 宮古市(みやこし)【高額補助】
項目 内容
制度名 宮古市住宅用太陽光発電・蓄電池システム導入促進費補助金
補助金額 1kWあたり4万円(上限25万円)
※蓄電池は3万円/kWh(上限20万円)
申請期間 工事完了後3ヶ月以内(事後申請)
重要条件 市内施工業者の利用が必須条件です。
・「脱炭素先行地域」対象の場合はさらに手厚い別枠があります。
HP 宮古市 クリーンエネルギー推進課
 
● 花巻市(はなまきし)
項目 内容
制度名 花巻市住宅用新エネルギー設備導入支援事業費補助金
補助金額 1kWあたり2万円(上限7万円)
※蓄電池は対象経費の1/3(上限7万円)
申請期間 ~2026年2月27日まで(予定)
重要条件 ・予算枠内での受付となります。
・工事着手前の申請が基本です。
HP (市公式の生活環境課ページ等で確認推奨)

 

② 受付終了・未定の市

 
● 滝沢市(たきざわし)【対象外の可能性大】

「住宅・建築物省エネ改修推進事業」は断熱改修が主目的であり、太陽光単体への補助金は確認できませんでした(または受付終了)。

● その他の市(二戸市、大船渡市、陸前高田市、釜石市、八幡平市、奥州市、遠野市)

2025年度(令和7年度)の住宅用太陽光発電に関する市単独の補助金は、現時点で確認できませんでした。詳細は各市役所へお問い合わせください。

3. 各町・村の補助金内容

町村部でも、高額な補助金を実施している自治体があります。

● 矢巾町(やはばちょう)
項目 内容
制度名 矢巾町自家消費型再生可能エネルギー設備等導入事業
補助金額 1kWあたり7万円(上限35万円)
※蓄電池は1/3(上限約20万円)
申請期間 ~2026年2月頃まで(予算次第)
重要条件 「売電しない(完全自家消費)」が条件です。
・FIT/FIP認定を受ける場合は対象外となります。
HP 矢巾町 住民課
 
● 紫波町(しわちょう)
項目 内容
制度名 紫波町脱炭素先行地域づくり事業補助金
補助金額 対象経費の2/3(非常に高額)など
申請期間 ~予算上限まで
重要条件 ・対象エリアや条件が限定的(先行地域内など)です。
・必ず事前に窓口へ相談が必要です。
HP 紫波町 地球温暖化対策課
 
● 雫石町(しずくいしちょう)
項目 内容
制度名 雫石町クリーンエネルギー設備導入補助金
補助金額 1kWあたり2万円(上限8万円)
※令和7年度から上限額が10万円→8万円に変更
申請期間 ~予算枠内(年度内)
重要条件 工事着手前の申請が必須です。
・町内施工業者を利用する場合、優遇措置がある場合があります。
HP 雫石町 地域整備課
 
● その他の町村(葛巻町、西和賀町など)

葛巻町は「新エネルギーの町」として知られており、独自の支援がある場合があります。その他の町村については、各役場の窓口へ最新情報をご確認ください。

まとめ:申請前に必ず確認すべきポイント

※重要なお知らせ(予算残枠と申請条件)
岩手県内の市町村補助金は、予算枠が埋まり次第終了となります。
特に一関市、久慈市、滝沢市などは締切が迫っている(または終了間近)ため、Webサイトの情報だけでなく、必ず電話で「まだ間に合いますか?」と確認することをお勧めします。

【確認ステップ】

  • 「工事着工」のタイミング
    多くの自治体で「着工前申請」が必須です。交付決定通知が届く前に工事を始めると対象外になります。
  • 「市内業者」の条件
    北上市や宮古市など、市内業者による施工を条件とする自治体が多いため、施工店選びの際に注意が必要です。

URL

https://www.pref.iwate.jp/kurashikankyou/gx/saiene/1067113.html